心に抱えた傷やトラウマを癒すための簡単な方法

やり方ややる場所が大事

悩む男性

言葉はいらない

トントンとタッピングをする技法のバタフライハグは、医療の場でも用いられるのですが、大事なのはイメージ(リソース)、呼吸、叩くテンポなどのやり方です。精神科・心療内科でならば、医師がやり方を教えてくれます。やり方さえ身につけるだけで、引きずってしまっているトラウマを解消できます。ただし、やり方だけでなく大事なのは『やる場所』です。病院ならば、落ち着ける安心感や、気兼ねなくそして心地よく過ごせるように、空間もそれなりに配慮されています。治療というのは、必要とする時に行う、あるいは与えなければならないため、バタフライハグはセルフケアにも応用されています。その場合、瞑想が入るために個室(独立)にて行いますが、できる限りは光が満ちる明るい空間を探しましょう。そして、『あたたかさ』をプラスしましょう。両手を胸元でクロスさせるポーズ、自分をハグするように包み込むのですが、神経に刺激になる冷たい手では効果が半減してしまうかもしれません。できる限りは、あたたかい手や場所で行いましょう。

多くの人に活用されているのがバタフライハグで、実際、自然災害に見舞われた被災地などでも養護員が活用しているほどです。外には出せなかった感情や葛藤があり、その体験が無意識にトラウマとなり、同じようなシチュエーションに見舞われることで、恐怖や不安が溢れ出てしまうこともあるようです。話すことで安堵感もあるでしょうが、深い部分まで話すとなれば、医師のように聞き手と話し手の信頼関係が必要です。そこで使われるのが自愛の意味もあるバタフライハグなのです。言葉も不要だから、小さなお子さんから外国人にも対応できます。ちなみに、精神科・心療内科ではDVや虐待による心的外傷の影響にも活用しているようです。小さなお子さんには母性愛のある母の手が効果的ですし、女性にはパートナーの手が効果的だといいます。また、EMDRの類ともいわれていますが、眼球を左右に動かす運動ですから、使い方次第では目が疲れてしまうこともあります。小さなお子さんには眼球コントロールは些か難しいようで、ハグは身体1つあればすぐにできるため、精神科・心療内科で患者に行う心理療法はバタフライハグが多いそうです。